フィンテック関連銘柄からおつり投資関連銘柄をピックアップ

 

フィンテックの1つの派生商品として「おつり投資」が近頃話題になっています。

「おつり投資」とは文字通り、

「毎日の買い物で出る『おつり』を投資に回す仕組み」です。

2017年5月、資産運用・国産分散投資を完全自動化する「ロボアドバイザー」を提供するウェルスナビが、新たに「おつり投資」をするアプリ「マメタス」をリリースすると発表しました。

この「マメタス」は、毎日のクレジットカードでの買い物の「おつり」がロボアドバイザーにより資産運用されます。

「おつり」の金額は100円・500円・1000円の端数から選択可能ということで、例えばコンビニで250円の買い物をした場合、100円の端数で選択していれば300円-250円=50円が投資に回り、500円の端数で選択していれば500円-250円=250円が投資に回ります。

こうして集めた「おつり」を月に一度銀行口座から自動的に引き落として、資産運用を行います。

現在はネット決済、電子マネーやクレジットカード決済が広がり、「おつり」を目にする機会は減りつつありますが、その昔、財布の中に小銭を入れずに外出して買い物をし、帰宅後に財布の中にある小銭を貯金箱に入れて貯金をした方も多いのではないのでしょうか?

そうした感覚で、貯金をしながらダイレクトに資産運用をする、というとても便利な仕組みだとイメージをしていただければ良いでしょう。

ウェルスナビは従前から、世界水準の金融アルゴリズムを用いて投資を自動化し、国際分散投資をすることで手数料を抑えた投資サービスを提供することで高い評価を得、メガバンク三行や日本政策投資銀行グループから出資を受けている、注目のベンチャー企業。フィンテック関連企業として上場の期待もあります。

今回おつり投資アプリ「マメタス」を提供することの狙いは、

「若年層の投資意欲を喚起する」

ことにあると思います。毎月数万円を積み立てて投信に振り分けていくような仕組みもありますが、この「おつり投資」は投資に対して普段から抵抗のある人々にとって、投資がより身近なものになるきっかけとなり得ると考えられます。

ウェルスナビだけではなく、同様の「おつり投資」をサービスとして提供する企業が他にもあり、それが関連銘柄として注目できるのではないかと見ています。

「おつり投資」関連銘柄は?

それがウェルスナビ同様、「おつり投資」のサービス提供の今春リリースすることを発表しているトラノテックに昨年12月出資を行った・・・

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