イギリスで爆発テロ?株式市場への影響は?

 

5月23日11時30分現在

2017年5月22日22時半頃(イギリス現地時間)にイギリス・マンチェスターのイベント会場で爆発事故がありました。

現時点で死者数19人、負傷者50人とのこと、現地警察がテロ事件として捜査を進めています。

これを受けて事故後リスクオフの流れから為替がドル円で111円30銭台から111円を一時割り込み、現在も111円前後まで円高が進んでいます。

テロと断定されたわけではありませんが、フランスのテロなども同様、テロによってリスクオフの流れとなることは、世界中のマーケットそのものがテロに屈するということにもなります。

為替水準・また日本の株価水準も今のところ大きな影響を受けているというわけではなく、落ち着きを取り戻してはいるものの、日の夕刻からロンドンの証券取引所の売買開始後、ロンドン市場が大幅に下落することにもなれば、日本の株式市場も明日以降影響を受けることになるかもしれません。

ただ、連続してテロが起こるということも考えられず、世界の経済活動に大きな影響を与えるということも考えにくいため、リスクオフの流れから売られた場面は「エラー」として拾っていくべきものと考えています。

対応策としては、大引けまでにリスクオフの場面から売られたところで押し目買いとしつつ、また明日の寄り付きでも買えるくらいの余裕を持っておくと良いでしょう。